健康被害を受けた昭和大学病院の対応のまとめ - 3回目の質問と回答

2015年11月11日 昭和大学病院へ3回目の質問


昭和大学病院医療安全管理部門
T 様

9月18日に、私から出した手紙の返答、11月5日に受け取りました。

悪性症候群にについては詳細な説明資料はあったのですが、
他は論点がずれていたり、質問への返答が一切無い点は極めて残念です。

私が寝たきりになった原因と関わる薬は、一切患者側へ説明もなく
用いられています。
この説明が無いと言うことは今回の出来事の重要な要素と考えています。
ですからそれについて詳しく知りたいと強く望んでいます。

 
この説明も無いまま、今回の問い合わせが終わることはありません。

デパケンRについては、「震えを抑えるのに効果がある」との説明から
服用したものです。
返答にある、当時説明の無かった目的を書いても的外れです。

例えば、咳き込んでいる時に薬局の店員が
「咳を抑えるのに効果がある」
とのアドバイスを信じて購入し、服用したとしましょう。
しかし、全く効果が無いので詳しく調べたら、胃腸薬だったので、
薬局に代金の返金を求めたら、
「食事が取れていない様なので、胃薬を売りました」
と店員が返答したとします。

この店員の対応を、昭和大学病院は良しとすると言うことでしょうか?
今回の返答ではそうなります。

まずは、前回の手紙の問い合わせ、A、B、にきちんと返答して下さい。

8月初めに送った手紙は、質問に纏まりがなかった為、
回答漏れがあったのは仕方がないとしました。
そこで、9月18日の手紙には、質問を箇条書きにしたのです。

病院側は説明する義務があります。
医療法等を持ち出すまでもなく、医療法人として社会的責任を有しています。
その自覚があるなら、きちんと漏れなく返答して下さい。お願いします。

2015年11月11日
       前原

2015年11月26日 昭和大学病院から3回目の回答

前原 様

         ご返答


 2015年11月11日付けでいただきましたお問合わせにつきまして、
下記のとおりご返答申し上げます。
 また、前回ご連絡させていただきました回答において、
ご希望に添える回答ができませんでしたことお詫び申し上げます。

                記

A。デパケンRの処方について
 デパケンRは、前原殿の精神的な状態を考慮して、
その対応のために処方いたしました。
 この際、精神神経科岡島医師は上記の目的のための処方する旨は
説明しておりますが、「震えを抑える効果がある」との説明は
しておりません。
 恐らくですが、服薬指導等の時などに用いられる薬の説明用紙に
「気分を安定させる薬」との記述のほかに
「発作(けいれんや意識消失)を押さえる薬」との記述がありますので,
これらを目にされ混同された可能性が考えられます。

B。リスボン宣言の遵守について
 精神神経科岡島医師は、リスボン宣言の遵守はもとより、
医師として適切な医療を提供しております。

 以上、ご返答申し上げます。

平成27年11月26日
〒142-8666
東京都品川区旗の台1-5-8
昭和大学病院医療安全管理部門



本サイトで公開している病院側からの回答は、可能な範囲で文面は再現しています。
(電話番号、カルテの入手等、全体の流れを見る上でない方が良いと判断した
部分は掲載していません。)
しかし、一部でサイトの信頼性を疑うコメントがありました。
そこで、今回 11月26日の返答はちょうどA4に収まる分量なので、原文の画像を掲載します。
上の書き起こした文面と高い一致が確認出来るはずです。